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はじめてでもできる!YouTube動画作成の5ステップとコツ





こんにちは、TIRM global 代表の山下です。


前回の記事では、TIRM globalの公式YouTubeプログラム第一弾の動画を解説しました。

今回の記事では、コンテンツマーケティングに使えるYouTube動画の作り方を5つのステップで説明します。



ステップ 1:ターゲット設定

YouTube動画を作る前にまず必ず行うべきことは、過去の3C・4P分析やコンテンツマーケティングの記事でも紹介してきた、明確なターゲット設定です。


特に動画の場合は、演出方法やトークスクリプト、映像に差し込むイメージ図をターゲット層にあわせて工夫をする必要があるため、予めどんなオーディエンスに対しての動画なのかを明確に設定することが必要です。



ステップ 2:メッセージ設定

こちらもコンテンツマーケティングの記事で触れましたが、動画の構成を考える際は、ターゲットオーディエンスの態度変容を促す便益訴求を予め“言語化” しておく必要があります。動画視聴後にどんな態度変容をとってもらいたいのかを考えるプロセスです。


態度変容とは、「資料請求をしてもらう」「問い合わせフォームに記入してもらう」「他のコンテンツをみてもらう」「セミナーに登録してもらう」などの具体的な行動を設定しておくと良いでしょう。


それらの行動を起こしてもらうために、どんな動画タイトルがいいのか? クリエイティブがいいのか? トークスクリプトがいいのか? をきちんと設定しておくだけで、動画コンテンツの効果を向上させることができます。


詳しいメッセージ設定のヒントはこちらの記事でご紹介しているので、併せてご確認ください。



ステップ 3:コンテンツ ライティング

次のステップは、動画の内容を実際に作るコンテンツ ライティングです。


コンテンツ ライティングと書くと少々難しい表現になりますが、ここでは動画で伝えるべき内容を構成案にそって書き出してみましょう。簡単なアジェンダを作って、それぞれのシーンごとの再生時間を割り振っておくと動画の目的にそったまとまりのある内容に仕上げることができます。


一般的にはビジネス系のYouTube動画であれば、再生時間を10分以内に収める方がよいとされています。これは、エンタメ系コンテンツでもYouTubeの視聴回数の多い動画の多くが10数分間にまとまっているためです。ビジネス系のコンテンツであれば、オーディエンスの視聴時間がさらに限られるため、10分以内に収まるようにして、それ以上の再生時間になる場合は、前編・後編に分けて公開するのがおすすめです。


動画撮影に慣れていない場合は、話す内容をトークスクリプトとして細かく書き出すことも効果的です。トークスクリプトを撮影時に見る・見ないに限らず、話す内容をすべて言語化しておくことで、トークの無駄な部分や足りない部分が見えてくるため、より洗練されたトーク内容にすることができます。



ステップ 4:動画撮影

コンテンツライティングが終わったら、いよいよ動画を撮影していきます。


撮影環境はコンテンツ制作者や出演者によって異なりますが、ビジネスコンテンツの場合、一般的にはzoomなどのオンラインMTGツールを使うか、スタジオなどで対面の撮影を行うかのどちらかの選択があります。


最近では、自社スタジオを作ったり、撮影機材を揃えたりするマーケティング部門も増えてきていますが、動画撮影ビギナーの場合は、まず手持ちの機材を使って始めることをお勧めします。iPhoneやPCが一台あれば、それだけで一定のクオリティの動画撮影ができますので、コストをかけずにスモールスタートで始めることが可能です。


撮影において一番重要なのは、音の環境です。映像のクオリティは既述のデバイスである程度のものに仕上げることができますが、周辺ノイズなどの音の環境に気を使う必要があります。おすすめは会議室などの個室で撮影することですが、それが難しい場合は周囲に人のいない静かな場所を選びましょう。



ステップ 5:動画編集

撮影が終わったら、映像を編集し動画を仕上げていきます。


編集ツールもたくさんあり、代表的なのは、Adobe Premiere Pro、Final Cut Pro、Filmoreなどですが、初心者の場合はまず、iPhoneやMacbookに標準装備されているiMovieを使うのがおすすめです。


iMovieには動画編集に必要な基本的な機能が一通り揃っており、実際に多くのYouTuberがiMovieを使って動画編集をしています。


iMovieを使用する場合、他におすすめの無料ツールがVrewです。Vrewとは字幕作成ツールで、直感的な操作でバリエーション豊かな字幕を作成することができます。


実は動画編集において一番工数を割くのが字幕作成です。Vrewなどの便利ツールを使って工数を削減することで効率よく動画マーケティングを実行しましょう。




まとめ

いかがだったでしょうか?


今回は動画マーケティングの初心者に向けて、YouTube動画の作り方を5つのステップで説明しました。


実はTIRM globalの公式YouTubeもこのようなステップで動画制作しています。


ぜひ普段自分が見慣れている動画が、どのターゲットに向けて、どんな便益訴求をしているのか、またどんな環境で撮影されており、どういった編集・演出がされているのかを分析するといいでしょう。それが効果的な動画制作の一番の近道かもしれません。


TIRM globalでは動画をはじめとしたコンテンツ マーケティング支援を行っています。課題をお持ちの方はご相談ください。


▼動画・コンテンツ マーケティングに関するお問い合わせはこちら


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