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【後編】効果を上げるメルマガの配信ステップ

更新日:2022年9月22日





こんにちは、TIRM global 代表の山下です。


前回の記事に引き続き、今回は「効果の上がるメルマガ配信ステップの後編」として、メルマガの件名、本文・画像作成、配信設定のポイントについて解説します。



ステップ4:件名を決める

メルマガの件名はユーザーが最初に目にするものであり、開封をするかどうかを大きく左右するものです。そのため、メルマガの効果を上げるためには一番重要な要素でもあります。


ある調査によると現代の消費者は毎日数十通のメルマガを受信していると言われています。つまりその中に埋もれずに、しっかりとユーザーに開封してもらう件名を作れるかどうかが読まれるメルマガを配信するうえでとても重要なステップです。


携帯電話(ガラケー)からスマートフォン(スマホ)にメルマガの受信デバイスが進化したことで、表示できる件名の最大文字数は増えましたが、どのデバイスでも最大30文字前後が適切な文字量と言われています。


メルマガの件名は、一番訴求したいことを最初の10文字に持ってくることが重要です。これは人が瞬時に理解・判断できる文字数が10文字程度だからです。従って件名の最初の10文字がそのメルマガを開封するかどうかの鍵になります。


文字数の他に抑えておきたい大切なポイントは4Uを意識することです。4Uとは、Useful(有益性)、Urgent(緊急性)、Ultra specific(超具体性)、Unique(独自性)を表しています。これはメルマガの件名だけに限らず広告文やWebサイト、商品/サービスのランディングページでも共通して言えることですが、誰宛のメッセージかを明確にしながらそのターゲットの興味関心に刺さるメッセージを4Uを基に書いていくとより効果の高いマーケティング・コミュニケーションに繋がります。



ステップ5:本文・画像をつくる

次のステップはメールの中身、いわゆる「ヘッダー」「リード文」「本文」「フッター」を作ることです。ここではその構成の大半を占める「本文」と「画像」作成について解説をします。


まず最初に意識すべきなのは、メルマガの配信形式は「テキスト形式」と「HTML形式」の2種類があるということです。BtoCブランドなどの場合は商品/サービスを画像を用いて訴求した方が特徴が伝わりやすいため、必ずHTML形式のメルマガを送ることをおすすめします。逆にBtoBのメルマガであれば、事業内容にもよりますが、「テキスト形式」のメルマガでも十分な効果を発揮できます。しかし、クリック率やコンバージョン率などの詳細な効果分析を行う場合は「HTML形式」のメルマガを送る必要があります。


前回の記事でも触れましたが、本文を作る時はなるべく端的に構成するのがポイントです。BtoCブランドであれば、受信者に最も訴求したい内容を画像を使って伝えることで、メルマガ本文の文字数を減らしながらも意図が伝わりやすい内容にすることができます。


またテキストや画像の配色、レイアウトにも気を付ける必要があります。ほとんどのメールはスマホで読まれるため、小さな画面上に訴求したいメッセージをわかりやすいデザインで表示することが大切です。レスポンシブデザインでメルマガを作成すると、閲覧ユーザーのデバイスサイズに合わせ、ページレイアウトを自動で最適化できますので、BtoCブランドでHTML形式のメルマガを頻繁に送る方はレスポンシブデザインのメールを作成しましょう。



ステップ6:配信設定をする

最後のステップは配信設定です。近年ではさまざまなメール配信ツールがあり、特別な技術がなくても簡単にメルマガを配信することができます。しかし最も重要なのは、配信設定の際に内容のダブルチェックを隅々まで行うことです。


よくメルマガの件名に「再送」や「お詫び」「訂正」などの文字が入ったものが送られてきますが、これらは配信内容に間違いがあったことを伝えるメールです。こうしたメールの配信を繰り返すとメルマガの効果を下げるだけでなく、顧客からの信頼もなくなってきてしまうので、複数人の担当者で配信内容のダブルチェックをするように心がけてください。



まとめ

いかがだったでしょうか?


今回は【前編】と【後編】の2つのブログ記事に分けて、効果を上げるためのメルマガ配信ステップを6つご紹介しました。メルマガはどんなコンテンツが自社の顧客に最も読まれるかなど分析しながら最適化することも重要ですので、是非トライアル・アンド・エラーを繰り返しながら最適解を発見してください。


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